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[ヨーロッパ]コペンハーゲンの人魚姫ががっかりな理由

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以前の記事は こちら 。 デンマーク国立美術館のあとは、コペンハーゲンの一番の目玉(?)である人魚姫のぞうを見に行きました。 この人魚姫、 世界三大がっかり名所 として有名ですが、それ以外にも結構かわいそうな過去を持つようです。 『地球の歩き方』によると、 1964年 首が切り落とされる 1984年 腕が切り落とされる 1998年 首が切り落とされる 2003年 爆破される という悲惨なことをされてるみたいですね。爆破って・・・ なにはともあれ、コペンハーゲンに来たからには、ご挨拶しとかないと行けないと思い、歩いていってきました。 途中、カラフルな家々が。ストックホルムよりもこういうカラフルな家が多い気がします。悪く言えば統一感がない。 寒いな〜。 バンザイしてる 教会 結構遠いな〜。 このおっさんも、うまくやれば世界中から観光客が来る人気者になれたのにな。 シネマ的な写真。 いた。 ここで、人魚姫ががっかり名所と言われている理由その1 中心部から遠い。 コペンハーゲンはあまり大きな都市ではなく、観光地はほぼ歩いていけます。しかし、人魚姫は中心地から3kmほど離れてるんです。しかも、人魚姫の周りにも、先にも見どころはないので、ただひたすら人魚姫を見るためだけに歩いていかなければなりません。 若干の観光客。 がっかりな理由その2 風が強くて寒い。 いや、これは僕が行った時が悪かっただけだと思います。ただ、この場所は特に風が強く、カメラを持つことさえ躊躇するほど、寒かったです。風邪引くわー。 がっかりな理由その3 景観が悪い 写真を見てわかるように、後ろが工場で煙突から煙がモクモクしてるんです。しかも、海も灰色で荒れてるし。人魚姫って岩ごと動かせるらしいので、なぜここから動かさないのか謎です。 がっかりな理由その4 像自体大した事ない 人魚姫ですが、実際には足の先にチョロンと何かが垂れてるだけで、人魚姫感がありません。しかも、像としてもあんまり凝られて無い感じだし。さっきのおっさんのほうがよっぽど像としては出来がいいんじゃないかな。

SLカードで行ける一番遠い場所(?)Enskärに行く

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SLカードというのは、簡単に言えばストックホルム版Suica。ただし、Suicaと違うのは、ストックホルムエリア内であればバス、電車、船が乗り放題なのである。30日パスは約1万円で、それを払えば一ヶ月間は乗り放題になる。 僕は貧乏性が体に染みついているので、飲み放題、食べ放題、乗り放題というような”放題”に弱い。そして、絶対に元を取ってやろうという考えが出てきてしまう。 このSLカード、乗り放題なのであれば、できる限り遠くに行った方がお買い得なのである。ならばこのSLカードで、一番遠くに行けるところはどこか調べてみた。 SL社のサイトでは、このようにストックホルムエリア内の駅が表示されている。右上に一つ離れた場所にある船着場があるのがおわかりいただけるだろうか。 ここはEnskärという場所であるらしい。SLカードの元を取るためにも、行かなくてはならないと思い、この度行ってきたのである。 電車とバス、そして最後は船を乗り継いで行くのだが、船に乗る時は前日までに電話をするようにと書いてあった。もともと乗る人が少ないので、連絡がないと運休になるのかもしれない。 僕「Enskarに日曜日に行きたいのですが。」 SL「いいよ、ってか前も電話してきたよね?」 そうなのだ。実は僕は2週間前にも電話していたのだ。ただその時は、行く途中バスの方向を間違えるというショボミスをしてしまったため、そこにたどり着けなかった。 どうせSLカードで乗れるのだから、キャンセル料を払えとは言われないだろうと思ったが、よく調べてみると最後の船は別料金であることがわかった。船の料金は47クローナ(五百円)から140クローナ(1500円)の間らしい。ただ、Enskarまでの値段は書かれてなかった。 もしかするとキャンセル料として、往復のチケットを余計に払わなくてはならないかもしれない。その場合、最高額の140クローナだった場合、2往復買わなくてはならないので140x4=560クローナ(六千円)払わなくてはならない。わけのわからない島に行くのに6千円も払うのは出費が痛いが、さすがに今回バックレるともう2度とこの島には行けなくなると思い、行ってきた。 行きの時刻表は以下の通りである。 07:26 Östermalmstorg        

スウェーデン、トランプ大統領に批判される

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トランプ大統領が、演説でスウェーデンを名指しで批判したそうです。批判したのは、スウェーデンの移民政策に関してでした。 「あなたたちはスウェーデンで昨夜、起きていることも見ているはずだ。彼らは思いもしなかったような問題を抱えている」 この発言が、あたかもスウェーデンでテロが起きたかのようにとられることから、スウェーデン政府はアメリカ政府に説明を求めているようです。 一見勘違いで済ませられそうですが、少なくともトランプ大統領がスウェーデンを反面教師として見ていることは確かなようです。 Give the public a break - The FAKE NEWS media is trying to say that large scale immigration in Sweden is working out just beautifully. NOT! — Donald J. Trump (@realDonaldTrump) 2017年2月20日 簡単に言えば、「スウェーデンの大規模な移民政策はちゃんと機能しているとメディアは報道するが、そんなことはない!」と言ってるんだろうと思います。 こっちに来て初めて知ったのですが、難民の受け入れ人数は、スウェーデンはドイツについで二位、人口あたりに換算すると堂々の一位なんですね。 http://www.economist.com/blogs/graphicdetail/2015/09/daily-chart それが問題になっているらしく、スウェーデンは移民・受け入れの反面教師になっているらしいです。 僕は移民は永住権を持っている人だと思っていたのですが、移民の定義ははっきりしたものは無いらしく、一般的には一年ほど他国に居住している人らしいです。 つまり、僕も立派な移民なんですね。僕は、選挙戦の時から トランプ大統領を応援 してましたが、トランプ大統領にちゃんと働いていないと言われ、ちょっと肩身が狭いです。 僕の基本的には、「生まれた場所や性質で未来が決められてはいけない」と思っています。だから、 国籍というのは既得権 で、廃止しなくてはならないと思っています。 ただ、一方で移民を嫌う気持ちもわかります。 ストックホルムとコペンハーゲンはにてるイメージだけど

[ヨーロッパ]コペンハーゲンの国立美術館SMKに行く

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前回までの記事は こちら 。 オープンサンドを食べた後は、デンマークの国立美術館(Statens Museum for Kunst, National Gallery of Denmark, SMK)に行く。 もちろん歩いていきますよ。充分に歩ける距離です。写真はボタニカルガーデン。 どうやら、今美術館では日本に関係する展示があるみたい。           ローゼンボー離宮。国立美術館のすぐ近くにある。今回は素通り。 着いた。大きいね。 コペンハーゲンに来て思ったのが、よく自転車が転がってること。まぁ、平和であるということでもあるのだろうけど。 どうやら、ジャポニズム展というのをやってるみたい。 エントランスホールの天井が高い。 国立美術館なので、エキシビジョン以外は無料かと思いきや、全部有料だった。75DKK。ここまで来て、無料じゃなかったら入らないっていうのも無いでしょ、と思ったので払う。 ジャポニズム展の展示。ジャポニズムというのは、偏見を含んだ日本っぽい芸術ということらしい。 ここから先は大量に写真載せるので、興味のない人は飛ばしてください。 はい、ここからは常設展です。大量に写真載せます。 さらば、SMK。まぁ、正直言うと他のヨーロッパの国々よりもあまり大したことない美術館かな。 ランキング参加中です よかったら押してくださいね。 ↓↓ にほんブログ村