日本は最高だった

日本に一年三ヶ月ぶりに帰ってきた。月並みだけど日本はいいところだわ。僕は以前にも海外に長期滞在したことがあったけど、その時帰国したのは自分の意思ではなかったので全くよく思わなかった。今回はとても華やかに見える。

まず、対応がきめ細かい。今回の飛行機はフィンエアーで、ストックホルム→ヘルシンキ→東京という経路。ヘルシンキからは、共同運行便でJALが主体だった。ストックホルムからヘルシンキは、出発が遅れた上、飛行機乗ったあとも1時間ぐらい動かなかった。その間アナウンスは一切なく、時折しびれを切らした客が立ち上がり、CAに文句を言っていた。。
日本行きの飛行機は、搭乗の際に、すれ違った係りの人が「お気をつけて行ってらっしゃいませ。」と言っていた。大きな飛行機だが搭乗はものすごくスムーズで、搭乗後も「間も無く扉が閉まります。」など、逐一報告してくれる。着陸する際にも、「お体を崩されませんよう、お気をつけください。」とか、「滑走路を変更したため、到着が5分遅れたことをお詫び申し上げます。」とかアナウンスが入った。5分なんて誤差範囲でしょう。
成田空港から電車で東京に行く際も、駅員に「あと、もうしばらく電車は来ないですがどうしますか。」と言われた。駅員的には客なんかさっさと通して寒いホームで待たせといたほうが仕事的には楽だろうけど、快い対応。

あと、当たり前だけど食べ物が美味しい。セブンイレブンの商品全部うまそう。スウェーデンにもセブンイレブンあるけど、やっぱ違うよねー。1店舗でいいから日本のものを輸入していただけないかな。そこでは結局何も買わなかったけど、東京駅でレストラン街に行くとすべてうまそうな食事ばかり。僕は基本的に魚じゃなくて肉を選ぶんだけど、その時はサバの塩焼きを頼んだ。こんなシンプルでうまいもの当たり前のように出してくるところすごいわ。しかも安い。

最後に天気。スウェーデンも日本も冬なんだけど、日本は圧倒的に明るい。スウェーデンの夏じゃないかと思うくらい。なんか、スウェーデンの天気があまりに残念に思えてきた。

海外から帰ってくると「日本サイコー」派と「日本サイテー」派に分かれるけど僕は前者だった。でも、まだ日本に帰ってはいけない気がする。日本人なんだから1番暮らしやすいのは日本に決まってるけど、もうちょっといろんな文化に触れてみたいし、暮らしにくい生活をして苦労しなくてはならない気がする。でも、同じ理由でスウェーデンもそろそろいいかな。食事と天候を除くと(大きな要因な気もするけど)とてもいい国だけど、あまりもう刺激がなくなってきた。