所有欲は足かせみたいなもの

いらないものを減らすという断捨離という言葉が二〇一〇年頃から流行り、今は結構定着しているみたいですね。


そんな僕も、非常に持っているものが少ないです。スウェーデンに来たときには、自分の持ち物はスーツケース一個とダイビング器材(これもスーツケース一個分ぐらい)だけ。実家においてるとか、そういうこともありません。全財産がスーツケース二個分。まぁ洗濯機とかは無いですが、それでも食器とかフライパンとかも含めてスーツケース二個分ですよ。結構少ないと思いませんか?


僕の持ち物が少なくなっていったのは主に以下の理由からです。

1.住む場所がコロコロ変わる。
2.家族(実家)がない。
3.お金がない。

なんか、積極的というか消極的断捨離ですね。一番印象的だったのは大学を卒業したときです。その時の僕は非常に物が多かったのですが、引っ越しをするお金がなくて、泣く泣く集めていた本を売りました。その時、自分の脳味噌を削り捨てる気がして、それでも合計で数千円しか売れなくて、それ以来物を貯めることに意味はないと思うようになりました。

今は物が少なくて、ものすごくスッキリしています。スペースが出来るだけでなくて、選ぶ作業もあまり必要ないし、自分の価値観をはっきりさせることが出来る。ものってそんなに必要ないですよ。だって人間以外の動物ってほとんど物を持ってないでしょ。それだけでなくて、家すらもない動物もほとんどだし。だからそんなに物って持つ必要ないですよ。




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