永住したいとは思わない

中学生の時の同級生と、最近週に一度ぐらい電話しています。
過去記事はこちらです。

学年一のマドンナから連絡きた!
過去が黒歴史しかない


その人は、現在オーストラリアに住んでいて、永住権取得に向けて頑張っています。僕も今はスウェーデンに住んでいるので、当然のことながら永住権はほしくないのかという話題になります。

結論から言うと、今のところは全く欲しくありません。

ただそれは別にスウェーデンが嫌いだからというわけではありません。もちろん日本に比べたら嫌なところはありますが、それでも全世界から見れば充分素晴らしい国だと思います。

僕が永住権をほしくないと思う理由の1つは、まだまだいいところがあるのではないかと思っているからです。

生まれた場所は選べないので、生まれた場所と違う場所を好きになるのは当然のことだと思います。しかし、本当に最適な場所であると確定するためには、すべての場所を見ておく必要があると思っています。だから、同じ場所に何回も旅行をする人や、別荘を買う人の気持が僕にはよくわかりません。僕はまだ世界200カ国全てに行ったわけではないので、スウェーデンが一番いいとは未だ言えません。

二つ目は、海外に住むことに執着したくないからです。僕は海外に住みたいなとずっと思っていて、実際に海外に長期滞在するのは三回目なんですが、海外に住むことを自分のアイデンティティにしたくないなと思っています。人間はただ単に生きているだけではなく、人に承認されることで生きるという実感を得ることが出来ます。そのために、何か功績を残す必要があります。僕自身は、僕が死んだあとでも続くような功績が欲しいと思っています。
例えば僕のアイデンティティが海外に住んでいることだとすると、何かしらの理由で日本に帰らなくてはならない場合、また死んだあとにはなんにも残らなくなります。だから、永住権をもらってその国にしがみつくために必死になるのはしたくないなと思っています。

今のところ、そんなとこでしょうか。実はさっきシャワーを浴びてて三つ目を思いついたのですが、忘れてしまいました。もし思い出したら追記します。



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