外国に来て一週間経ったときの心境

先週の金曜日にスウェーデンに着き、土曜日にこれから住む場所に到着した。そこからちょうど一週間がたった。

8月の真ん中から9月の終わりまで完全なニートだったので、この一週間は体力的に結構辛かった。ニートは精神的に辛いと散々子のブログで書いていたが、拘束時間がないニートは体力的にはやっぱり楽だったのだなぁと思う。

外国に行く一週間前、今まで使っていた物を捨てているときに、感傷的な気分になっていた。未だ使えるものを捨て無くてはならない。お金もないのにそのお金がどんどんなくなっていく。よく行っていた500円ランチのインド料理屋とか、ラーメン屋とか行く度に「あーこれが最後か−」と思っていた。心境としては確実にネガティブ。

しかし、外国に行く日から、到着してからは不思議と感傷的な気持ちはなくなった。毎日のように見ていた景色を見るのもこれが最後と思っていても全く実感がわかない。それよりも、出国するときの手続きや移動に一杯一杯になっていた。入国してからも、どうやって移動すればいいのか、どこで食べ物は買えるのかなど一生懸命になっていて、感傷的な気分になることはなかった。心境としてはポジティブ。

そして、一週間たち、少しだけ生活が落ち着いた。食べ物はここで買えるということも、通勤の方法もわかった。だいぶストレスもなくなってきた頃に、また心境がネガティブに傾いてきた。
前のブログでも書いたけど、まだ旅行に行っているという気分が残っていて、度々日本に帰ってあれ食べようとか、あの人に会おうとか思う。しかしその度に「そう言えばもう日本帰らないんだ」と思って落ち込んでしまう。

僕の同級生はもう結婚して、家まで持っている人も多くいる。そういう人たちに、「いい加減落ち着いたら?」みたいな感じで思われてそうで、ちょっと苦しい。

まぁ、この感情はいつまでたっても消えなんだろうな。だから、消そうと思わないようにしよう。

ちょっと休憩ということで、スーパーでティラミス買ってきました。