ロンドンと東京の違い

ロンドンと東京はともに世界有数の大都市であり、かつ国の規模も似たようなもの。ということで、現在東京在住の僕が、ロンドンに行って感じた東京都ロンドンの違いを書いていこうと思います。

・ロンドンは圧倒的に多国籍
僕が思う一番の違いは人種だと思います。東京でも外国人は多いですがそれでも圧倒的に日本人が多いです。中国人や欧米人もいることはいますが、みんな観光に来ている感じがします。しかしロンドンはターバンを巻いたアラブ人やカンガ(アフリカの布)を巻いたアフリカのママみたいな人も普通にいます。そしてみんな観光の雰囲気はないのでおそらくロンドンに住んでいるのだろうと思います。アメリカは多国籍国家という認識がありましたが、ロンドンもいろんな人種がいます。

・街の綺麗さは東京にはかなわない
ロンドンも綺麗な方かもしれませんが、東京にはかないません。道には紙ゴミとかたくさん落ちていますし、水たまりだってあります。そう考えると、東京はあんなに人がいても道も超平らだしゴミも全くないですよね。

・東京ほどは大きくない
ロンドンの主要の観光地は、頑張れば全部歩いていけます。つまり、中心地はそれほど多くないのだと思います。もし東京なら23区を歩くことは絶対にできないですよね。だから、東京の方が大きいのだろうと思います。地下鉄も、ロンドンの方がシンプルです。

・観光に力を入れている
観光で言えばロンドン>>>>東京かな。歴史が古いというのもあるかもしれませんが、観光のためにお金をかけているという感じがします。
例えばバッキンガム宮殿。この夏の間は、エリザベス女王が避暑に出かけているため、宮殿の中を一般開放しているのです。そして宮殿で行われる、兵隊の行進が行われ、そのためにめちゃくちゃ人が見に来ます(あとで写真は載せます)。日本だと皇居を一般開放なんてしませんし、観光のための無駄なパレードをすると、「これは何のためにやるんだ!」と批判されそうですよね。オリンピックですらやめようとかいう人がいるんですから。東京も人工的でもいいから何かやればいいと思うんですよ。せっかくお金あるんですから。

そのくらいですかね。少なくともロンドンはとても洗練されていて、結構住みやすそうだなと思いました。