深夜バスに乗るときに必要なことまとめ

2年ぶりに深夜バスに乗った。いつも乗ると、「お金を払ってでも新幹線の方がいい」と思うのだが、次に乗るときはそのことを忘れて、とにかく値段だけしか考慮しないので結局深夜バスに乗ってしまう。ただ、ある工夫をすると深夜バスも結構快適になるなと思ったので、今回僕が感じた、深夜バスに乗るときに必要なことをまとめておきます。

■4列だけはやめろ!
深夜バスを選ぶほぼすべての人は、値段を優先しているのだろう。深夜バスは主に2列×2の4列シートと、1列×3の3列シートがある。もちろん4列シートの方が安いが、数千円高くても絶対に三列シートを選ぶことだ。隣に人がいることで、不快感は凄まじいものだ。休憩でトイレに行くときも通路側なら起こされるし、窓側なら自分が行くときに隣の人を起こしてしまうことになる。
自分が男であれば、隣に可愛い女の子が座ることは100%ない。僕が以前乗ったときはたまたまそうなったが、それはバス会社の手違いだったそうで、僕は席を移動させられた。結局僕の隣は、おっさんになり、女の子の隣は空席となった。あと、基本的に値段と客の民度は比例するもので、安いバスであればあるほど、車内で騒ぐ大学生やキティちゃんのパジャマを着ている金髪のおばさんとかが多い。

■一番後ろはやめろ。一番後ろの真ん中はもっとやめろ。
僕は今回東京に戻るときに一番後ろの真ん中を予約した。一番後ろは席を倒すときに気兼ねしなくてもいいからだ。しかしこれがとんでもない失敗だった。とにかく暑いのである。後ろにバスのエンジンがあり、そこから熱が放出されている。さらに真ん中は、上についているエアコン(風が出てくるやつ)がないので地獄状態。出発する前に僕は汗だくになり、休憩中に麦茶を買うが、それもすぐにぬるくなってしまった。乗務員に言おうとしたが、僕の一個前の席に行くとだいぶ涼しく、これ以上下げると他の客からクレームが来そうなのでやめた。

■4種の神器、アイマスク・耳栓・マスク・ネッククッション
飛行機と通ずるものがあるが、なるべく快適に寝るためにはそれなりの装備が必要。バスはカーテンが閉められているがどこからか必ず光は漏れる。それがトンネルの中であればまるでディスコのように光が飛び交う。その光が直接自分の目に当たると気になって眠れないのでアイマスクは必要。完全に消灯になるとしゃべるものはいないが、音が気になるのであれば耳栓も必要。もしくはイヤホンで音楽を聴いているのもいいかもしれない。ネッククッションは絶対に必要。あるとないのとでは全然違う。僕は無印のビーズクッションを持っていった。これのデメリットは二つある。一つはものすごくかさばることと、長く使うとビーズがへたって容量が半分ぐらいになること。普通に空気で膨らますものの方がいいかもしれない。あと、乾燥を避けるためマスクも持っていた方が良い。

ということで、これらのことを気をつければ深夜バスも快適になるが、深夜バスで一番疲れるのは足。フルフラットにはならないから、どうしても足がむくむ。この対処の仕方は今の所思いつかない。