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スウェーデンにきてすぐ感じた日本との違い

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スウェーデンにきて、一週間ぐらいが経とうとしています。電車の乗り方とかもわかりつつあり、ちょっと慣れてきたので、その前にスウェーデンにきて感じたことをまとめておこうと思います。 1.照明が暖色系 空港についてすぐに思ったのは、明かりがオレンジ色だということ。日本だとおしゃれなレストランならともかく、空港とか駅とか公共の施設はみんな白色の明かりですよね。日本人の僕からすると、ちょっと暗い気もしますが、とてもおしゃれです。 2.犬を連れている人が多い もしかしたら僕が住んでいる場所だけのことかもしれないけど、スーパーの外には、必ずと言っていいほど、犬がつながれていて買い物をしている主人を待っています。それだけでなく、電車の中にも犬を連れている人が多いです。そして何より、この犬たちは全く吠えません。まだ一回も犬の鳴き声を聞いたことがないと思います。しつけがいいのか、もしかすると声帯を切られているのか・・・そんなことはないか。 3.イヤホンで電話をしている人がいい iphoneって、イヤホンにマイクがついていて、手放しで会話ができるじゃないですか。あれをしている人がとっても多いですね。電車の中でも別に電話は禁止ではないらしく、大きな声ではないですがボソボソと電話している人がたくさんいます。 4.なんか静か スウェーデンの人口は東京23区と同じぐらいですから、かなり低密度ですが、それでもストックホルムは人が多いです。とくに中央駅というまさに中心の駅は東京駅のように人が多い。それでもなんか、静かなんですよね。雑音はしているんですが、気持ち悪い静かさというか。もしかするとBGMが流れていないとか、「○○はいかがですかー」というような販売しているときの宣伝がないからかな。

早くもホームシック

金曜日にスウェーデンに入国したので、まだ1週間も経っていない。滞在時間的には旅行と変わりないが、気持ちはかなり違う。 そろそろ自分が炊いた焦げたお米と焼いただけの卵焼きではなく、やよい軒の定食や、ラーメンが食べたくなる。ストックホルムにも日本食のレストランはあるらしく、特にお寿司を食べられるところは至る所で見かける。しかし、値段が高くて行けない。あと、わざわざ外国で日本食を食べるのもバカらしくてその度に、日本に帰ったらあれを食べようとか、ここに行こうとか思う。 そう思うたびに「あ、そういえば日本帰らないんだ」と思って落ち込んでしまう。 飛行機のチケットを買えば帰ることはできるけど、そんな金もないし、特に日本に帰ったところで僕には泊まる家もない。 「自分で行っておいて何言ってんだ!」と思われるかもしれないけど、早速日本に帰りたいと思ってるのが正直な気持ちです。

スウェーデンのコーラの値段

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北欧=物価が高いというイメージがありますよね。そのイメージ通り、物価高いです。 その指標の一つとして、コーラの値段を紹介します。 スウェーデンは、空気が結構乾燥しててめちゃくちゃ喉が乾くんですよね。駅まで向かって歩いているときに、どうしても喉が渇いてセブンイレブンでダイエットコークを買っちゃいました。 このダイエットコーク500mlの値段は22クローナでした。セブンイレブンで買ったので、おそらくこれがほぼ定価だと思います。 クローナはスウェーデンの通貨の単位で、現在は1クローナ=11.855875円。 つまり、22クローナは、日本円だと260円ぐらいの値段です。 日本では、ペットボトルが160円なので、やはりかなり物価が高いですね。この物価の高さに日々苦しめられています。

ストックホルムでコメを炊く

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僕は、お米がないと生きていけません。 パンも嫌いではないのですが、一日一米は食べないと納得できません。 ということで、このパン文化のストックホルムでもなんとか自炊をしてコメを食べていこうと思います。 ちかくのスーパーでこちらを購入。 いくらだったかなぁ。忘れたけど、そんなに高くなかったような。 米をといて、鍋に米と水を入れ、一時間ぐらい放置します。 そして、IHで15分コメを炊く。 その時、 火災報知器がなりました。 いやー、結構焦げてしまったんですよ。同じ部屋にいたのに煙出てたの気づかなかった。焦ったー。 と、トラブルはありましたが、なんとか完成。 火災報知器が鳴った割には、あまり焦げてなかった。 最ション晩さんはこれ。謎の骨付き肉と一緒に。 このブログの ツイッター もフォローしてね。

スウェーデン到着一日目から冷や汗をかく

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モスクワ経由で、スウェーデンの首都ストックホルムにやってきた。 東京→モスクワ      10時間 トランジット        2時間 モスクワ→ストックホルム  2時間 計14時間の旅。トランジットの時間も少なく、効率のいい旅だったと思うけど、それでもカナリ疲れた・・・ ストックホルムに到着し、パスポートチェック。ここでちょっと引っかかる。 僕は2年間滞在する予定だが、未だビザが出来ていない。それが原因で、結局一番一番最後にスタンプを押された。でも押してくれてよかった−。 荷物を受取るところに行くと、何やらみんな怪訝な表情。スウェーデン語かなにかで、係の人と揉めている。係の人が何かアナウンスすると、みんな「Oh my God!!」みたいな評定をする。何を言っているかわからないけど、確実に良くないことだろう。もしかして、荷物届いていないのか!?? そう思いましたが、実はその人達は違う飛行機で、僕の荷物はちゃんと届いてました。よかったー。 一泊目はホテルに泊まる。場所は空港内のこちらのホテル。 別に飛行機好きというわけでもないんですが、これが安かったんですよ。 僕が泊まったのは、右のエンジンです。 クソ狭い。 このホテル、物好きなヒトでない限り、あまりおすすめしません。理由をあげると 壁が冷たい。だから部屋も寒い 飛行機の音がうるさい 窓から外の明かりが漏れてねれない 風で揺れる トイレは機体にしか無いので、外に出てからトイレに行かないといけない。寒い と、こんな感じですかね。安い理由がわかった気がします。 次の日、起きて荷物を整理しようと思いました。前回のブログでも書きましたが、預け荷物のスーツケースが重量オーバーだったので、重い荷物を手荷物のリュックに入れたんです。もう飛行機に乗らないので、重い荷物をまたスーツケースに入れ直そうとしました。 しかし・・・・・ リュックがないんです。 振り返ってみると、たしかにこの部屋にあの重いリュックを持って入った記憶がない。ここまで来る空港からのシャトルバスも、混んでいたので背負っていたとは思えない。 僕が記憶があるのは、空港の外のバス停に、このリュックを置いたこと。 まずい。このリュックにはあらゆ

パスポートなんてカードでよくね?

空港に来ると、もうちょっと効率化できるんじゃないかなーと思うことが多々ある。その一つがパスポート。電子化が当たり前の時代に、未だにスタンプを押す制度というのをやめていただきたい。 まず、パスポートの大きさがいけていない。A6サイズの大きさは、財布には入らないし、かといってポケットに入れるとなくしそう。結局専用の入れ物を買ってそれに入れないといけない。 わざわざ人がチェックする必要もない。今は顔認証が当たり前に使われているのだから、機械で十分認証できる。スタンプなんて押しても押さなくても、銀行の口座みたいに、機械で記録しておけばいいじゃないか。スタンプを集めるのが趣味という人もいるかもしれないけど、結局は10年で変えるものだし、過去の記録はほとんどの場合必要ないのだから、スタンプなんかいらない。 だから、パスポートはカードにして、電車の改札のようにカードを入れ、自動で顔認識され問題なければ通れるようにすればいい。そうすればかなり楽なんだと思うけど。

僕も他人の苦労はわからないのだから、僕の苦労も他人はわからないのだ

今回、ストックホルムに住むことになり、色々大変なことがあった。 その一つは引っ越し。僕は独身でかつ家族がいないので荷物を置いておくところがない。だから、使えるものも何もかも、スーツケースに積めるもの以外は捨てるほかなかった。捨てるのにもたくさんのお金がかかった。 市役所とか銀行とかNHKとか、外国に住むことになる際は国内の連絡先を聞かれる。僕はそれを聞かれるのがとても嫌だ。国内の連絡先などないのである。一応親戚の連絡先を書いたが、それは家族ではない。気安く頼むことができない。 ストックホルムに行く飛行機は自腹、アパートも、もちろん自腹。半年間株式会社ブラックで働いた貯金がほぼなくなる。 ストックホルムで働くことになるまでの経緯もとても大変だった。それは研究職で働く人にとって参考になると思うので、改めて書こうと思う。 僕の大変さとは裏腹に、友人たちは呑気なものである。僕が何回もストックホルムに行くと言っても、「どこに行くんだっけ?」とどうでもいいような対応をする。僕の大変さをわかってほしい。 しかし、よく考えれば、その友人だって僕が知らない人生の修羅場をたくさん経験しているのかもしれない。精神的に参ってしまい仕事に行けなくなったとか、離婚したとか。もし、友人がその大変なエピソードを語っとしても僕は「ふーん」と言って話を終えるだろう。 人々は皆、修羅場を迎える。しかしそれは他人には決してわからない。いくら家族が、末期癌になっても、その人の気持ちをわかってあげることは決してできない。むしろ、たくさんの人の苦しみを感じることができるのであれば、とても生きてはいけないだろう。 他人は僕に、苦しみを押し付けたりしない。だから、僕も自分の大変さや「私、かわいそうな子羊なの」感をわかってもらおうと思うのはやめよう。僕が味わう苦しみは、神様が僕に消化するように分配してくれたものなのだ。