『リーダーシップの旅』を自分なりにまとめてみる

リーダーシップの旅ー見えないものを見るー』という本を最近読んで、なるほどなと思うことが多かった。

自分なりにこの本をまとめてみた。なんか、意識高い人間みたいで恥ずかしいけど。
下にはこの本で僕がチェックしたところを箇条書きにしてます。


自分なりのまとめ

リーダーと呼ばれる人は、世の中に変革をもたらしたもの。その変革とは、変革前は誰も想像できず、変革後は当然のように思われるものである。

リーダーは生まれたときからリーダーなのではなく、結果を出した後に後付けとして、リーダーとなる。リーダーは、まずは自分をリードし、次に人々をリードし、最後に社会をリードする。

まずは自分をリードする。そのためには、自分と向き合い多くのものを犠牲にしてもやりたいことを見つけ、それを実行すること。リーダーシップの旅は一歩を踏み出すことから始まる。その一歩を踏み出す原動力は利己的でもかまわない。その利己的な原動力が他人にも影響するときに、フォロワーがついてきて、人々をリードすることになる。

フォロワーとは自発的についてくる人のことであり、会社の部下のように給料のためについてくる存在ではない。フォロワーは、リーダーが真剣なほど、やりたいことが明確なほどついてくる。

リーダーシップの旅を歩むときには、手段が目的に代わってはいけない。また、組織に同化してもいけない。

リーダーの行動が最終的に社会に還元される時、そのリーダーは社会をリードするといえる。


箇条書き

  1. リーダーは初めからリーダーとして生まれるのでない。結果を残した後に後付としてリーダーシップが帰属されている。
  2. リーダーシップの旅は、自分→人々→社会へと段階を踏んで変化していく。
  3. リード・ザ・セルフ(自分)の力の源になるのは、何のために行動するのか、なんのために生きるのかについて自分なりの納得感のある答えだ。自分の中で吹っ切れることが行動と継続を支える。吹っ切れがなければリーダーシップの旅は始められない。自分が「見えないもの」を見たいと考え心の底から願う気持ち、これこそがリーダーシップのプロセスを理解する上で最も重要だと考える。
  4. 心からの熱い思いがあり、何か実現したいと夢や志を真剣に語る人に、周囲の人々は喜んで手助けをしてくれる。そのときに、リーダーシップが自分から人々のものになる。フォロワーとは、命令による強制や報酬のためではなく、自律的に自らすすんで旅をともにするものである。会社の部下は組織のトップに「喜んで」「自発的に」ついてきているのではない。なので、会社のトップが行っているものはリーダーシップではなくマネジメントである。
  5. どんな人でも、組織に入るまでは「あれをしたい」という希望を持っている。若い社員たちは自らの「内なる声」に耳を傾け、この論理に従って生きようともがく。しかし組織の中で生きるうちにそのことを忘れてしまう。内なる声はなんと叫んでいたのか、自分という個は本当は何をしたかったのかを忘れ与えられたポジションに収まって組織のために働くように為る。人はいったん組織の論理に従って生きるすべを身につけてしまうと、いつの間にか慣行に従いみんなと同じものを見るような生き方に染まってしまう。なおかつ組織は個に同化を強烈に求めてくる。いっそ会社をやめようかと悩んでも失うものが大きすぎるからそれも怖い。そうこうしているうちに、組織にとって正しいことが自分にとっても正しいことと言い聞かせるようになり、いつの間にか組織の成功が自分の成功と無意識に思い始める。そうした生き方を前提とした行動が、組織の中で評価されてしまうとますます個と組織の同化が進み、私達の目には「見えないもの」が見えなくなる。






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