変な人に声をかけられる

街を歩いてると、女の人が話しかけてきた。僕に話しかける人なんて年に一人ぐらいしかいないので、立ち止まってしまった。

女「あなたに簡単な質問をしていい?」
僕「はい。」
女「あなたは旅行者?それともここに住んでるの?」
僕「一応住んでます。」
女「パーフェクト!次の質問していい?」
僕「あ、はい」
女「あなたがこの世で一番愛してるものはなに?」
僕「は?」
なに言ってんだこいつ
僕「えーっと、食べ物でしょうか。」
女「その食べ物のことをどこで考える?」
は???全くわかんない。
女「答えは脳よ!」
僕「はぁ・・・」
女「次の質問よ。この通りにはたくさん人が歩いてる。この人たちの中でbrainness(?)の人はどのくらいいると思う?」
僕「なんですかそれ?」
女「例えばうつ病とか」
僕「10%くらいですか」
女「いい推測ね。でも本当は1/3が精神的に問題がある人たちなの。」
僕「はぁ(なんか怪しくなってきた)」
女「私たちはそういう人たちの支援をしているの。あなたも支援したいわよね。」
僕「・・・」
女「月に250クローナでいいの。あなたはさっき食べ物が好きと言ったわよね。月に一回レストランに行くのをやめ、家で食べれば250クローナなんてすぐ浮くわ。月に一回レストランに行くのを我慢する代わりに精神的に問題のある人を支援する。それって素敵だと思わない?」
僕「・・・」
女「ということで250クローナ支援してくれるかしら」
僕「後で考えたいから、パンフレットみたいなのない?」
女「iPadがあるわ。ここに名前を書いて登録してちょうだい。」
僕「いやーごめんなさい」


って去って行きました。

結局変な人だったな。

ここでわかったのは、変な人の喋り方は特徴があること。
1. 話が抽象的すぎる。
2. 結論をなかなか言わない。
3. 何かと"脳"を持ち出してくる。

ってか、僕がその1/3に含まれてたら、この人お金くれるのかな?