スウェーデン、トランプ大統領に批判される

トランプ大統領が、演説でスウェーデンを名指しで批判したそうです。批判したのは、スウェーデンの移民政策に関してでした。

「あなたたちはスウェーデンで昨夜、起きていることも見ているはずだ。彼らは思いもしなかったような問題を抱えている」

この発言が、あたかもスウェーデンでテロが起きたかのようにとられることから、スウェーデン政府はアメリカ政府に説明を求めているようです。

一見勘違いで済ませられそうですが、少なくともトランプ大統領がスウェーデンを反面教師として見ていることは確かなようです。


簡単に言えば、「スウェーデンの大規模な移民政策はちゃんと機能しているとメディアは報道するが、そんなことはない!」と言ってるんだろうと思います。


こっちに来て初めて知ったのですが、難民の受け入れ人数は、スウェーデンはドイツについで二位、人口あたりに換算すると堂々の一位なんですね。

http://www.economist.com/blogs/graphicdetail/2015/09/daily-chart

それが問題になっているらしく、スウェーデンは移民・受け入れの反面教師になっているらしいです。

僕は移民は永住権を持っている人だと思っていたのですが、移民の定義ははっきりしたものは無いらしく、一般的には一年ほど他国に居住している人らしいです。

つまり、僕も立派な移民なんですね。僕は、選挙戦の時からトランプ大統領を応援してましたが、トランプ大統領にちゃんと働いていないと言われ、ちょっと肩身が狭いです。

僕の基本的には、「生まれた場所や性質で未来が決められてはいけない」と思っています。だから、国籍というのは既得権で、廃止しなくてはならないと思っています。

ただ、一方で移民を嫌う気持ちもわかります。

ストックホルムとコペンハーゲンはにてるイメージだけど実際にはコペンハーゲンはストックホルムに比べとても汚くて治安も悪いイメージでした。逆にストックホルムは本当にきれい。そのストックホルムが移民によって汚され、治安も悪くなるのは許せない。僕自身移民なのにそう思うんだから、現地のスウェーデン人はもっとそう思うはず。日本でも、はしゃぐ外人とかいたら腹立つし。

これがまさに、本音と建前、理想と現実なんだと思います。いくらアフリカで子供が飢えてても、こっちで外食するほうにお金を使うし。

結局、確かなことは世の中は弱肉強食だということ。いくら高度な社会になってもそれは変わらないんだろうなと思う。どれだけ正義を訴えて国会議事堂前でデモしても無駄。弱者を装った所で誰も振り向いてくれないんだ。

ということで、僕も強く生きようと思います。


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