キルナの旅 その2

午前9時30分、列車はほぼ定刻に、キルナ駅に到着した。列車がどこかの駅に到着するたびに窓から光が入ってきて、そのせいでなかなか眠れなかった。

天気は晴れ。朝焼けが見えている。冬は太陽が昇らない極夜といっても、24時間真っ暗なわけではないということを初めて知った。


駅と町は少し離れているため、無料のシャトルバスで町に向かう。そこから観光案内所を目指して歩く。鉱山ツアーの予約と、この町の地図をもらうためだ。しかし、全く土地勘がない所で方向音痴の僕が歩くと、どんなに小さな町でも目的地につかない。とりあえずスーパーに入り、観光案内所の場所を聞いた。
「それなら駐車場を曲がればすぐにあるわ」色々教えてもらったが、僕の拙い英語力のせいでそれしか聞き取れなかった。とりあえず駐車場を探せばどうにかなるのだから、とりあえず外に出てまた歩きだした。当然目的地にはつかない。通りすがりのおばあさんに話を聞く。どうやら英語はあまりしゃべれないようだが、「Parking」という言葉は聞こえた。あと僕が歩いてきた方向と逆方向を指しているので、僕が来た道を戻るということもわかった。またスーパー付近に戻り、結局また歩いている人に聞いた。そこでわかったのだが、この町には大きな駐車場が2つあり、僕が行こうとしていた駐車場とは違うところであることがわかった。

ようやく、観光案内所につき、鉱山ツアーの予約をした。そして地図をもらい、今回の宿であるSPiS hotelに着いた。

朝から何も食べておらず、喉もカラカラだったのでそのホテルのランチブッフェを食べた。そこで久しぶりのハンバーグを食べ、少し横になった。(続く)

ホテルのベッド。シーツは有料なので、家から持ってきた。

ランチ。パンもジャガイモもハンバーグもうまい。



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