人生は無常である

昨日、僕の前職の株式会社ブラックで部長だった山田から連絡があったと書きました。そのメールで、課長のあーちゃんがやめたということを知りました。

これで、社長のトシを除き、初期メンバーはみんなやめたことになります。

山田のメールにはあーちゃんもCCで入っており、その後はみんなで近況報告をしました。
山田は、スカウトで特許関係の仕事につき、
あーちゃんは得意の英語を活かし、外資系の製薬会社で働いているそうです。
僕はもちろんストックホルムで研究員。

こうやって書くと、英語のハッピーエンドみたいな感じですね。ただ、少なくとも僕の場合、失うものも大きいので、ある視点からみると必ずしもハッピーとは言えません。

ただ、人生は予測不可能であるということだけはいえます。

2015年の12月に、2016年の12月にはストックホルムにいるなんてまったく想像なんて出来ませんでした。僕は5年ほど前に青年海外協力隊に参加し、病気で任期短縮しましたがその時も、いきなり病気だと宣告され、一週間後には日本に帰国し、その一週間後には、終了を宣言されました。まさかその2週間前には、自分が日本にいるなんて想像もできませんでした。

個人だけでなく社会もそうです。SMAPが解散するなんて去年の今頃は誰も想像できなかったし、トランプが本当に大統領に為るなんて誰も言ってませんでした。その証拠に三浦瑠麗さんが2015年の文藝春秋で大統領選のことを書いてますが、トランプのトの字も出ていません。2011年3月10日には、まさか次の日に巨大な津波が来るとは誰も思ってませんでした。

だから、将来のことをほんとうに真剣に考えるのはあまり意味がないような気がします。将来のことを考えすぎて、結局今何も出来ないほうがよっぽど害です。今一生懸命生きれば、いつの間にかいいところにたどり着いているかもしれません。なので、気軽に考えて今やりたいことを一生懸命やりましょう。

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